新宗連「第31期第6回理事会」 令和4年度事業計画案、予算案を承認
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第31期第6回理事会」が2月10日、オンラインで開催された。理事、監事、オブザーバーら42人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、國富敬二理事長(同常務理事)らが出席した。
深田充啓新宗連名誉会長(円応教教主)のあいさつの後、岡田光央新宗連理事長(崇教眞光三代教え主)を議長に議事に入った。新宗連本部、各委員会・機関から今年の活動予定が報告された。この中で、8月14日の「戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」をはじめ、各種行事は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、オンラインを活用するなどして規模や形態を調整し、柔軟に対応することが確認された。
続いて、令和4年度事業計画案、同予算案などが審議の上、承認された。
今年7月に予定されている第26回参議院議員通常選挙への対応も審議。新宗連として特定の政党や候補者に対する支援はしないとした上で、「宗教の尊重」「信教の自由と政教分離原則の理解」「平和主義の推進」「政治倫理の確立」といった新宗連の基本姿勢を理解する候補者の情報を加盟教団で共有し、会員信徒と共に政治への関心を高めて有権者の役割を果たしていくことを確認した。
この後、『死刑制度を巡る諸課題』をテーマに意見交換会が行われた。
当日はこのほか、役員人事が報告され、本会の澤田晃成参務が新宗連評議員を退任。後任に本会の和田惠久巳総務部部長が就任した。