WCRP/RfP日本委「第25回理事会」 日本UNHCR・NGO評議会加盟へ
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第25回理事会」が5月30日、東京・江東区のカトリック中央協議会で行われた。杉谷義純理事長(天台宗・妙法院門跡門主)を含む理事16人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長、川端健之理事長が出席した。
杉谷理事長の開会あいさつに次いで行われた審議では、「日本委員会人事」「平成29年度事業報告」「平成29年度決算報告」「アジア宗教者平和会議(ACRP)」「日韓宗教指導者交流」「日中宗教指導者交流」「日本UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)・NGO評議会への加盟」について議論された。
このうち、「アジア宗教者平和会議(ACRP)」では、4月にインド・バンガロールで行われた執行委員会の内容が報告され、2020年10月に初めて日本で開催される「第9回ACRP大会」の各種委員会に推薦するメンバーを検討した。
また、「日本UNHCR・NGO評議会への加盟」では、評議会に参加することで宗教者としての難民支援活動がより広範に発信でき、国連機関やNGOといった諸団体と連携した取り組みが可能になると説明した。全ての審議事項は全会一致で承認された。
この後、報告事項に移り、国際事業として「ミャンマー・ハイレベル諸宗教使節団」「難民と移民に関するグローバル・コンパクト策定のための諸宗教会合」などの内容が確認された。さらに、各タスクフォースと常設委員会が活動と今後のスケジュールを発表した。