中央学研 身延山大学国際日蓮学研究所と学術交流協定結ぶ

協定書に署名した中央学術研究所の杉野所長(左)と身延山大学国際日蓮学研究所の木村所長
立正佼成会中央学術研究所は1月16日、身延山大学国際日蓮学研究所(山梨県南巨摩郡身延町)と「学術交流に関する協定」を締結した。
身延山大学同研究所は、日蓮聖人が示した「立正安国」の精神にのっとり、日蓮聖人および仏教に関する研究を幅広く展開する研究機関。両研究所はこれまでも、仏教研究を通じて協力関係を深めてきた。2015年からは、本会同研究所学術研究室の西康友主幹が身延山大学同研究所にも在籍し、法華経を中心とした仏典の研究に携わっている。
行学園で両所長による調印式が行われた
本協定の締結は、身延山大学側の提案で実現したもの。今後は「平等と互恵」の精神を基本とし、研究者の交流・受け入れ、共同研究の実施、講演やシンポジウムの開催などを推進していく。大学の研究機関と教団の付置研究所が同様の協定を結ぶ前例は少なく、画期的な取り組みとなる。
協定締結の当日16日、身延山大学国際日蓮学研究所の木村中一所長が行学園(東京都杉並区)を訪問。本会中央学術研究所から杉野恭一所長、宇野哲弘・学術研究室長、西主幹が出席し、両所長が協定書に署名した。
調印後の懇談では、身延山大学における国際化の取り組みや、佼成図書館が所蔵する資料の内容が話題に上った
この中で木村所長は、宗教や宗派を問わず多様な文献を収集・調査する中央学術研究所との協力によって「私たちの視野が広がり、研究者の育成にもつながると考えています」と語った。これに対し杉野所長は、海外の教育機関との交流や留学生の受け入れなど、仏教精神を基盤に国際的な教育活動に取り組む同大学研究機関との連携に期待を寄せ、「末長く研究協力を行っていきたい」と述べ、木村所長と認識を共有した。





