友情つないで半世紀――BCYCCのメンバーが来会 庭野会長、光祥次代会長と懇談

BCYCCのメンバーが来会し、法輪閣で庭野日鑛会長と庭野光祥次代会長が懇談した
立正佼成会の庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長は10月21日、バターンキリスト教青年会(BCYCC)のメンバーたちと法輪閣で懇談した。熊野隆規理事長らが同席した。
今回の訪問は、今年4月のフレンドシップタワー50周年特使団(名誉団長・光祥次代会長)の派遣に対する謝意を伝えるもの。特使団が現地でホームステイを行ったことを受け、今回の来日中には青年ネットワークグループ主催で、BCYCCのメンバーらが会員宅に宿泊するプログラムも体験した。
懇談では、バターンキリスト教青年財団(BCYFI)のジョサナ(ジュリー)・バンゾン・デ・レオン理事長が、ホームステイ先では観光に行くよりもホストファミリーと家で語り合う時間を大切にしたと述懐。互いの信仰観、文化などを分かち合い、そうした触れ合いが人と人をつなげていくと実感したと話し、「50年前に始まった信頼と友情と平和への願いが、今も続いていることの尊さを感じます」と伝えた。
これを受けて光祥次代会長は、互いの違いを理解し、分かち合うことで、半世紀にわたる友情関係を続けられたと述べ、「『違うから分かり合えない』『違うから排除したい』ということが横行して分断されている世界で、こうした交流が続いていることは大きな希望だと思います」と話した。その上で「(お互いが)大切にしている価値観がありつつも、それを一度横に置いて相手を理解するこのような取り組みが、BCYCCと佼成会だけでなく、世界に広がっていくことを願っています」と語りかけた。
最後に、庭野会長が一行の訪問に謝意を表した。





