WCRP国際委・クーリア事務総長が来会 庭野会長と懇談 江戸川教会も訪問(動画あり)

クーリア事務総長が来会し、法輪閣で庭野会長と懇談した

庭野会長と懇談

昨年2月に世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会の事務総長に就任したフランシス・クーリア・カゲマ博士が2月1日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。大聖堂での「朔日(ついたち)参り(布薩の日)」式典に参列後、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談。同日本委員会の篠原祥哲事務局長が同行し、本会の和田惠久巳総務部長、根本昌廣参務らが同席した。

当日の様子(クリックして動画再生)

懇談ではクーリア事務総長が、世界の諸課題を解決するには違いを超えて他者とつながり合い、絆を深めていくことが重要と指摘。この日の式典で庭野会長が説いた「布施」の精神に触れながら、宗教者が、自分の身を使い他者に奉仕する大切さを人々に伝え広めていくことはWCRP/RfPの目指す平和であり、調和のとれた世界を実現するために不可欠と述べた。

また、世界情勢が刻々と変化する中で、本会の継続的な支援に謝意を表した。

庭野会長は諸宗教対話・協力活動の重要性に言及。「頑張りましょう」とクーリア事務総長の手を握り、協力して取り組む意向を示した。

懇談に先立ち、クーリア事務総長は「布薩の日」式典に参加。庭野光祥次代会長から経歴を紹介された後、あいさつした。

この中で、神仏の教えに基づいて人類が共存共栄していくために一人ひとりが力を尽くすことを求められていると強調。「夢ではなく平和が実現された世界、全ての生きとし生けるものに敬意と慈悲、慈愛の心を示しながら、共に繁栄する世界を築いていきましょう」と呼びかけた。

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