庭野会長が青梅練成道場で「稲刈り」に参加(動画あり)

立正佼成会の庭野日鑛会長は10月18日、青梅練成道場(東京・青梅市)を訪れ、学林の「稲刈り」に参加した。学林は5年前から、自然の中でいのちの尊厳に触れ、豊かな感性を具(そな)えるため、稲作に取り組んでいる。今年6月には庭野会長を迎えて「田植え祭」を実施した。

当日の様子(クリックして動画再生)

当日、庭野会長は学林生らと共に「水神様」を参拝した後、秋雨が静かに降り注ぐ中、田んぼに入って「初穂刈り」に臨み、学林生が実習の合間を縫って一所懸命に育てた黄金色の稲穂に最初の鎌を入れた。次いで、学林生たちが、庭野会長から「手前にグッと引いて」「足を切らないように」とアドバイスを受けながら稲穂を刈り取った。

「お言葉」に立った庭野会長は、菅沼(新潟・十日町市)で過ごした日々を回想。自身にとって今回の稲刈りが「初めてかもしれない」と語り、学林生と共に楽しく収穫できたことを喜んだ。

この後、庭野会長は学林生と昼食を共にしながら交流。稲作に従事した一人ひとりの感想に耳を傾けた。

実りを喜ぶ学林生たち。「酷暑が続き、水の調整が特に大変でした」と話す