８月１日、デスモンド・カーヒル・アジア宗教者平和会議（ＡＣＲＰ）実務議長と夫人のマリアさんが来会し、立正佼成会の法輪閣（東京・杉並区）で庭野日鑛会長と懇談。國富敬二理事長、和田惠久巳総務部部長、篠原祥哲ＡＣＲＰ事務総長が同席した。

カーヒル師はオーストラリアのカトリック信徒で、ロイヤルメルボルン工科大学の名誉教授。昨年１０月に東京で開催されたＡＣＲＰの第９回大会で実務議長に選出された。同４日に開催される比叡山宗教サミット３５周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」に出席するため、このほど来日した。

懇談では、カーヒル師が、国際的な宗教対話・協力活動に対する庭野日敬開祖の功績に敬意を表するとともに、庭野会長のリーダーシップに感謝を表した。庭野会長は、師父・庭野開祖の世界平和に取り組む真剣な姿勢を継承していることを伝えた。

また、カーヒル師は、東ティモール、フィジー、ミャンマーなどの宗教者からの情報に触れながら、ＡＣＲＰの今後の活動の展望などを語った。このほか、新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻、核不拡散条約（ＮＰＴ）再検討会議などが話題に上った。