終戦から74年 各地で宗教者による慰霊式

沖縄平和祈念堂で「第29回祈りと平和の集い」

「第29回祈りと平和の集い」が、終戦記念日の8月15日、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で開催された。沖縄教会が加盟する「沖縄宗教者の会」主催によるもの。同教会会員を含む加盟教団の信者、来賓、市民ら215人が参列した。本会を代表して川本貢市中央学術研究所所長が出席した。

沖縄平和祈念堂での「祈りと平和の集い」。本会の儀礼儀式による読経供養が厳修された(写真提供=沖縄教会)

当日は、臨済宗妙心寺派盛光寺の上江洲瑞雲住職による「開会のことば」に続き、長沼克宗沖縄教会長が登壇。「平和への祈り」として、本会の儀礼儀式による読経供養を厳修した。

全員で黙とうした後、玉城デニー沖縄県知事があいさつに立ち、戦争犠牲者を悼むとともに、平和に向けた非戦の誓いを新たにした。また、上原昭糸満市長が来賓あいさつを述べた。

この後、仏教、神道、キリスト教、新宗教など各宗教宗派の宗教者らによる代表献花が行われた。