新宗連第29期第4回評議員会、第30期第1回理事会 岡田崇教眞光三代教え主が新理事長に
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第29期第4回評議員会」「第30期第1回理事会」が6月27日、東京・杉並区にある立正佼成会の法輪閣で開催された。理事会では、任期満了に伴う理事長の選任が行われ、岡田光央・崇教眞光三代教え主が新理事長に就任した。当日は、本会から庭野日鑛会長(新宗連顧問)、庭野光祥次代会長(同理事)、川端健之理事長(同理事)、中村憲一郎常務理事(同会計委員長)らが出席した。
評議員会では、平成29年度事業が報告され、同決算が審議を経て承認された。続いて行われた第30期の役員改選では、理事24人を選任。本会から光祥次代会長、川端理事長が理事に再任された。
次いで行われた理事会には、理事18人に加え、評議員、新宗連各委員会の役職者、オブザーバーら51人が参加。保積秀胤理事長(大和教団教主)の任期満了に伴う理事長および常務理事の選任について審議され、新理事長に岡田光央・崇教眞光三代教え主が就任した。常務理事には、新任の御木貴日止・パーフェクト リバティー教団教主を含む5人が選出された。
2期4年の任期を務めた保積前理事長は退任にあたり、「宗教宗派の違いによる意見の相違を超え、世のため人のために尽くすことが新宗連の大きな役割」と強調、この精神を次世代にも引き継いでもらいたいと、あいさつを述べた。
続いて就任のあいさつに立った岡田理事長は、新宗連が2021年に結成70年を迎えることに言及。その上で、新宗連の歴史を顧みながら、信教の自由を守り、世界の平和に貢献するという新宗連結成の精神を引き継ぎ、「皆さま方のご協力を賜り、宗教協力を通して世界平和実現に向け全力を尽くす所存です」と述べた。
この後、名誉会長、顧問の選任について審議され、顧問に保積前理事長が就任。庭野会長が再任された。