「一食地域貢献プロジェクト」贈呈式 障害者や高齢者福祉などに取り組む126団体を支援

掛川教会が支援するひらかわ劇団

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は平成29年度の計画に基づき、このほど、「一食地域貢献プロジェクト」を実施し、各地で支援活動が進められている。同プロジェクトは、「一食を捧げる運動」の浄財の一部を、教会が主体的に活用し、地元で活動する非営利団体への支援を通じて、温かい地域づくりに貢献するもの。「一食運動」の成果を身近に感じ、その広がりにも期待が寄せられる。今回は、前年から継続して取り組む教会を含め50教会が参加し、計126団体に対し、支援が行われた。

地域への貢献を目的としたこの活動に参加する教会は、プロジェクト委員会を設置し、「一食運動」の精神や地域の課題を考慮しながら、支援する際に「委員会として大切にしたい点」を設定する。例えば、高齢者・障害者支援や環境保全などを支援するとした場合は、その視点から包括地域内で情報を収集し、団体訪問や活動実績の精査を行って支援先を選出する。

今回、50教会の支援の中で最も多かったのは障害者支援で、児童福祉や高齢者福祉が続いた。各教会では支援先決定後、教会道場に団体の代表を招き、贈呈式を実施。団体の活動が紹介された。

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