佼成病院の医療観光受け入れ 中国から病院経営者らが視察
佼成病院(東京・杉並区)は今年9月、海外から訪れる医療ツーリズム(医療観光)の受け入れを開始した。自国では不可能な治療・診察などを受けることが目的。同病院は高性能CTや乳房用X線診断装置などを完備し、現在、総合健診(人間ドック)を希望する中国人観光客を中心に対応している。
10月12日、医療通訳士の育成事業などを展開する日本抗加齢センター株式会社の要請を受け、中国国内の病院や介護施設などに関わる経営者ら30人が同病院を視察した。
甲能院長と鈴木淳国際部部長(産婦人科部長)が医療ツーリズムの受け入れについて説明した。この後、一行は、入院病棟や手術室、健康管理室などの院内設備を見学した。