楽生(らくいき)~楽に生きるを極めるヒント~(8) 文・日本笑いヨガ協会代表 高田佳子

人の目より、自分のこころ

前回は、「自分で決める」ことの大切さがテーマでしたが、実際には、「どうしたいかがわからない」という方も少なくありません。自分を大切にし、自分を優先することの第一歩は、自分の気持ちを知ることです。ところが、その気持ちがはっきりしないという人が多いのです。

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カズキが教えてくれたこと ~共に生きる、友と育つ~ (11) 写真・マンガ・文 平田江津子

多様な人と共に生きる体験の大切さ

カズキは、難しいのではと言われていた旭川北高校(夜間定時制普通科)に無事合格し、「北高マル!」と言いながら、休むことなく毎日元気に登校しました。

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「核兵器の使用判断をAIに任せるな/バチカン」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

核兵器の使用判断をAIに任せるな/バチカン

米国のトランプ大統領は10月末、訪問中の韓国で、中国の習近平主席との首脳会談を前に、「他の国々が(核)実験のプログラムを持続しているので、それらの国々と平等な立場に立ち、(核兵器の)実験を行うように戦争省(国防総省)に指示した」と明らかにした。「この実験プロセスは、即刻に開始される」との条件付きの公表だった。

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栄福の時代を目指して(14) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

国難の到来――再び日中戦争や経済破綻に向かうのか?

先月に深刻な懸念を書いてから1カ月も経たないうちに、まさに国難が到来した。そこで今回も政治的論評に集中する。

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食から見た現代(21) 小さないのちに寄り添う――母乳バンクの取り組み  文・石井光太(作家)

人間に合ったミルクの味

人間の母乳と、牛のミルクとでは、甘さがまったく違うという。

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内藤麻里子の文芸観察(74)

森絵都さんの『デモクラシーのいろは』(KADOKAWA)は、敗戦後まもなく、日本人に民主主義を教える“実験”が行われたという設定の物語だ。ドタバタの試行錯誤を活写するコメディーに爆笑しているうちに、自分の足で立つことの意味と希望が胸にしみ入ってくる。

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切り絵歳時記 ~柳田國男『先祖の話』から~ 12月 文/切り絵 ルポライター・切り絵画家 高橋繁行

人は死ねば子孫の供養や祀(まつ)りをうけて祖霊へと昇華し、山々から家の繁栄を見守り、盆や正月に交流する――柳田國男は膨大な民俗伝承の研究をもとに日本人の霊魂観や死生観を見いだした。戦時下で書かれた柳田國男の名著『先祖の話』をひもときながら、切り絵を使って日本古来の歳時記を絵解きしたい。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 10月の法話から

10月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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