宮崎教会 「飫肥城下まつり」に参加 思いつながる行進
万灯やマトイの隊列が飫肥(おび=宮崎・日南市)の風情ある街並みを勇壮に行進する――10月20日、立正佼成会宮崎教会は同市で行われた「飫肥城下まつり」に参加した。
「2国家原則と聖都エルサレム問題——アッバス議長のバチカン訪問」(海外通信・バチカン支局)
パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は12月12日、パレスチナを国家として認めているバチカンを訪問し、ローマ教皇フランシスコと約30分にわたって懇談した。
板橋教会徳丸支部 いたばし社協創立70周年記念福祉大会で二度目の表彰
板橋教会徳丸支部は11月13日、東京・板橋区立文化会館で開かれた「いたばし社協創立70周年記念第16回いたばし社会福祉大会」で、特別福祉功労者表彰を受けた。当日は支部壮年リーダー(87)が出席し、表彰状と記念品を受け取った。
中央学術研究所「梵文法華経と漢訳法華経の研究(A Study of the Sanskrit and Chinese Lotus Sutra)」サイトリニューアル
立正佼成会中央学術研究所学術研究室はこのほど、「法華経における文献学的実証研究の推進」業務の一環として公開しているウェブサイト、「梵文(ぼんぶん)法華経と漢訳法華経の研究(A Study of the Sanskrit and Chinese Lotus Sutra)」をリニューアルした。
栄福の時代を目指して(3) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
動乱の世界:アメリカを支配するポピュリズム
連載『栄福の時代を目指して』2回目では、日本政治に生まれた「栄福政治への夜明け」という可能性について述べた。3回目では、世界全体のビジョンについて述べよう。前者には希望を感じても、世界全体の動向には不安を感じている人が多いに違いないからである。二つの大学で授業において学生に質問の時間を設けたところ、案に相違して、当該の授業内容に関してよりも、今の内外の状況について私の考えを聞きたいという声が相次いだ。例えば、総選挙、兵庫県知事問題、ドナルド・トランプ大統領再選、日米関係、ウクライナ問題、中東問題、韓国の戒厳令布告、シリアの政変……というように。前回、日本政治には総選挙で民主主義回復という曙光(しょこう)が射(さ)したと述べたが、地球全体を見渡すと、混沌(こんとん)としており決して明るい図柄は浮かんでこない。この激動や混沌とした状況が、これまで政治に大きな関心を持たなかった若年層にも、政治的関心を高めたのだろう。
次回の更新について
「佼成新聞DIGITAL」の次回の更新は、1月1日(水)を予定しています。、社会情勢の変化や本会の動向などの事情により、急きょ変更する場合がございます。ご了承ください。
大聖堂で「成道会」 人々の心の平安願い、仏道を歩む決意新たに 庭野会長が法話(動画あり)
仏教三大行事の一つであり、釈尊が悟りを開いた意義をかみしめ、報恩感謝の心で菩薩行実践の決意を新たにする「成道会」が12月8日、大聖堂はじめ各教会で挙行された。大聖堂には会員約1300人が参集。式典の模様は動画共有サイトを通してライブ配信(会員限定)された。
スペインの歴史が生んだ諸宗教対話指導者の逝去――アユソ枢機卿(海外通信・バチカン支局)
スペインの歴史が生んだ諸宗教対話指導者の逝去――アユソ枢機卿
11月25日に逝去したバチカン諸宗教対話省長官のミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット枢機卿は、ローマ教皇フランシスコのほとんどの国際旅行に同行し、特に、キリスト教徒が少数派の諸国への訪問を「友愛の旅」と呼んでいた。枢機卿に任命されて1カ月後の2019年11月には、教皇の来日にも随行した。だが、23年の教皇のモンゴル訪問に随行した後、体調を崩し、ローマ市内のカトリック総合病院への入院と手術を繰り返していた。そして先月、同病院で危篤状態に陥り、天に召された。72歳だった。
「韓国の民主主義を擁護するキリスト教、仏教と世界教会協議会」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
韓国の民主主義を擁護するキリスト教、仏教と世界教会協議会
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は12月3日、「非常戒厳」を宣布し、6時間後にそれを解除した。その理解困難な大統領決断が生み出した政治混乱に憂慮する韓国教会協議会(NCCK)は4日、「1987年に始まった韓国の民主化以来、韓国国民は民主主義に対する信頼を構築してきたが、尹大統領はそれを裏切った。彼の行為は、韓国社会を深い暗闇へ引きずり込もうとする試みであり、われわれの(民主化へ向けての)努力を台無しにするものでもある」との声明文を公表した。