【岐阜教会】 教会発足60周年記念式典

立正佼成会岐阜教会は10月27日、各務原市民会館で教会発足60周年記念式典を挙行し、1188人が参集した。

式典では、花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、女性会員(41)、主任(46)が体験説法を行った。このうち女性会員は、中学校の同級生からいじめを受けても仲良くしたいと願う長女との触れ合いに悩んだ日々を披歴。長女の思いをありのままに受けとめられるように毎日、読経供養で心を整え、やがて長女と同級生が和解できた体験を語った。

講話を述べた菊池参務

講話に立った菊池宏枝参務は、さまざまな縁を感謝で受けとめると仏性が開かれて人生が豊かになると強調。信仰で救われた経験を伝えることは相手の救いにも、自らの功徳にもなるとし、「開祖さまの願いを胸に、法華経に示された道を歩むことが大切」と述べた。