【盛岡教会】 教会発足60周年記念式典

立正佼成会盛岡教会の教会発足60周年記念式典が10月13日、盛岡市のいわて県民情報交流センターで行われ、479人が参集した。

式典では、花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、女性会員(75)が体験説法。息子の離婚や自身の交通事故、病気といった出来事が重なり、信仰に疑問を抱いたが、サンガ(教えの仲間)との触れ合いを通して、信仰とは苦難の中に“明かり”を見いだす大切さを教えるものであると気づいた体験を語った。

近藤東日本教区長

講話に立った近藤雅則東日本教区長は、60年という年月は、人間でいえば還暦にあたり、「新たな自分がスタートする時」と説明。自らを磨く信仰の原点に立ち返り、仏性礼拝(らいはい)行に徹する重要性を述べた。

この後、少年部が中心となり、「さんさ踊り」を披露。和洋構成ユニット「白神」が、津軽三味線やねぶた囃子(ばやし)を演奏した。