佼成合唱団音楽法要 感謝を歌にのせて
「佼成合唱団音楽法要」が12月23日、大聖堂(東京・杉並区)で行われた。会員や市民、約300人が参集した。
当日は、パイプオルガンやピアノを伴奏に、仏讃歌「敬礼文――三帰依」をはじめ、「いまがいちばん」「坐禅和讃」など全6曲が披露された。
中でも、「カンタータ『瑞祥譜』」は、釈尊存命の時代、男性の修行の邪魔となる女性は罪深きものと考えられていたが、菩薩から法華経を学んだある女性が悟りを得たことで、全ての人に仏性があると証明された、女人成仏の物語が描かれたもの。菩薩同士の掛け合いや、女性が菩薩から法華経を学ぶ場面などが臨場感のある歌声で表現され、聴衆を魅了した。